No.452
令和6年12月18日(水)晴れ
12月も半ばを過ぎ、
かなり寒くなって来ました。
体調を崩さないように
意識したいものです。
今回のブログは、
人間学を学ぶ月刊誌『致知』2024年12月号
「特集」生き方のヒントより
谷口佳史先生の連載記事
『四書五経の名言に学ぶ』から (^^)
徳不孤、必有鄰
子曰く、徳は孤ならず、必ず鄰有り
論語の「里仁第四」にある
有名な章句です。
伊與田覺先生の『仮名論語』の訳では
先師が言われた。
「報いをもとめず、
陰徳を積んでいる者は、
決して一人ぼっちではない。
必ず思わぬところに
これを知る者がいるものだ」
田口先生の訳では
「徳の有る者は、
孤独を感じるようなことはない。
必ず慕って寄ってくる人がいるものだ」
とあります。
田口先生は改めて徳について考えて
次の言葉に行き着いたそうです。
『自己の最善を他者に尽くしきること』
松下幸之助さんにお会いした時、
「経営者の条件は?」
という問いに対して
「運が強いこと」
と即答されたそうです。
更に
「運を強くするには?」
という問いに対しては
「徳を積むこと」
と答えられたそうです。
松下幸之助さんの挙げられた
「運の強さ」
は
「天からの恵み」
ともいえるとおっしゃっています。
「徳」、
自己の最善を他者に尽くすことを
繰り返すと、
「天恵」、
運の強さを与えられるとしたら、
天と我々は確かに何かの繋がりがあり、
徳こそその接点の思う
と書かれていました。
「敬天愛人」
という言葉がこのことを明確に表し、
西郷隆盛こそ
今回の名言を象徴している人物だと
締めくくっていました。
論語の師・名古屋のSさんは
「何事も新しいことにチャレンジする時は、
守旧派が抵抗勢力となって、
そのチャレンジを阻止しようとします。
そんな時にはこの言葉が
大いに背中を押してくれます。
いつか必ず理解者が現れると信じて、
例え一人であっても
そのチャレンジを継続していくべき!」
とおっしゃいます。(^^)
『徳は孤ならず、必ず鄰有り』
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(_ _)m