No.413
令和4年9月28日(水)曇り
9月も今日を含めて
あと、3日になりました。
早いなぁー!(^^)
昼間はまだ暑いですが
朝晩はかなり涼しくなり
エアコン無しでも過ごせる気候です。
今回は本のご紹介です。(^^)
“ぼくは
イエローでホワイトで、
ちょっとブルー 2”
少し前にご紹介した
ブレイディみかこさんが書かれた
本の続編です。(^^)
No.406 『黄、白、青』
帯には
ぼく」は13歳になった。
そして親離れの季節がやってきた――
80万人が読んだ
「一生モノの課題図書」、
ついに完結。
裏の帯には
これは、
読んでくれたあなたの物語。
そして、
この時代を生きるわたしたちの物語――
13歳になった「ぼく」の日常は、
今日も騒がしい。
フリーランスで働くための
「ビジネス」の授業。
摂食障害やドラッグについて発表する
国語のテスト。
男性でも女性でもない
「ノンバイナリー」の教員たち。
自分の歌声で人種の垣根を超えた
“ソウル・クイーン"。
母ちゃんの国で出会った太陽みたいな笑顔。
そして大好きなじいちゃんからの手紙。
心を動かされる出来事を経験するたび、
「ぼく」は大人への階段を
ひとつひとつ昇っていく。
とあります。(^^)
前作同様、
様々なことを考えされました。(ー_ー)
人種差別、
LGBTQ、
貧困問題、
生活保護、
ホームレス問題等、
最近では
日本でも取り上げられることが
多くなって来ましたが
本書の中で
イギリスとの差を感じ、
「この差は何処からくるのか?」
と思うと
「やはり教育なのかなぁー!」
と素朴に感じました。(ー_ー)
そして、
少し前のニュースで
日本で台風の避難所で
ホームレスの人を拒否したことが
イギリスでも報道されてたようで
本書でも
かなりのページが割かれていました。
実際、
どのように報道がされたのか?
少し気になるところです。(ー_ー)
前作では
「グリーンな気持ちに変わった」
と言っていた息子さんが、
常に人を思いやる言葉で語り
イギリスの多様化社会の中で
日々、
成長している姿に
「凄い!」
の一言です。(^^)
相手の背景を知り、
相手を理解することの重要性が
理解出来ます。
また、
本書の中に
「A CHANGE IS GONNA COME」
が出てきますが
本書を読み終えた後、
YouTubeでサムクックの
「A CHANGE IS GONNA COME」
を聴きながら、
「変化はやってくる」
と独り呟きました。(^^)
イギリス社会を背景に
貧困問題、
人種問題、
格差社会、
生活保護、
LGBTQ等が取り上げられ
戦後のイギリスにおける社会福祉政策
"ゆりかごから墓場まで"
というスローガンと
現在のイギリス社会との対比が
興味深く描かれています。
日本とは異なるお国事情の中で、
思春期の息子さんと
親子の会話に引き込まれます。
本書は
“完結編”
とありますが
2019年の年末までの様子を
2021年9月に出版されていますので
新型コロナウイルスが
世界中で猛威をふるった中、
イギリス社会の姿を
ブレディみかこさんの目線で
是非とも知りたいので
続編が出版されるのを
楽しみに待っています。(^^)
「A CHANGE IS GONNA COME」
「変化はやってくる」
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(_ _)m