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発達障害の子どもたち

No.409

 

令和4年9月6日(火)晴れのち雨

 

 

 

 

9月になりました。(^^)

 

まだまだ暑い日が続いております。

 

今日も台風の影響が

 

各地でありそうです。(ー_ー)

 

 

前回、

 

『発達障害グレーゾーン』

 

という本をご紹介しました。m(_ _)m

 

 

 

 

すると

 

何人かの方から

 

”発達障害”

 

に関するご質問を受けました。

 

 

私は専門外ですので

 

誤解や間違ったことを

 

言いたくありませんので

 

詳しいご回答を控えました。m(_ _)m

 

 

今まで

 

”発達障害”に関する書籍は

 

数冊読みましたが

 

その中で

 

基本的なことが書かれた本を

 

今回はご紹介します。m(_ _)m

 

 

 

 

”発達障害の子どもたち”

 

 

著者は

 

 

杉山 登志郎(すぎやま としろう)さん

 


1951年 静岡市生まれ

 

久留米大学医学部卒業 

 

 

名古屋大学医学部精神科、

 

愛知県心身障害者コロニー中央病院

 

精神科医長、

 

静岡大学教育学部教授などを経て、

 

あいち小児保健医療総合センター

 

保健センター長

 

 

日本小児精神神経学会常務理事、

 

日本発達障害学会理事などを務め、

 

専門は児童青年期精神医学

 

 

発達障害に関する書籍を

 

多数、執筆されています。

 

 

 

帯には

 

 

ADHD、アスペルガー、学習障害、

 

自閉症などが、この一冊でわかる

 

 

治る子と治らない子、

 

その違いはどこに?

 

 

 

裏の帯には

 

 

 

発達障害にまつわる誤解と偏見を解く!

 

 

言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。

 

そだちの遅れが見られる子に、

 

どのように治療や養護を進めるか。

 

長年にわたって

 

子どもと向き合ってきた第一人者が

 

やさしく教える。

 

 

 

とあります。(^^)

 


 

最初に

 

世間に広がる誤解として

 

 

 

「発達障害は一生治らないし、

 

治療方法はない」

 

 

 

「発達障害児も

 

普通の教育を受ける方が幸福であり、

 

また発達障害発達にも良い影響がある」

 

 

 

「通常学級から

 

特殊学級(特別支援室)に

 

変わることはできるが、

 

その逆はできない」

 

 

 

「養護学校(特別支援学校)に

 

一度入れば、通常学校に戻れない」

 

 

 

「通常学級の中で周りの子どもたちから

 

助けられながら生活することは、

 

本人にも良い影響がある」

 

 

 

「発達障害児が不登校になったときは

 

一般の不登校と同じに扱い

 

登校強制はしないほうが良い」

 

 

 

「養護学校卒業というキャリアは、

 

就労に際して著しく不利に働く」

 

 

 

「通常の高校や大学に進学できれば

 

成人後の社会生活は良好になる」

 

 

 

そして

 

幼児期の発達障害のお子さんのご両親から

 

しばしば伺う意見として

 

 

 

「発達障害は病気だから、

 

医療機関に行かないと治療はできない」

 

 

 

「病院に行き、言語療法、作業療法などを

 

受けることは発達を非常に促進する」

 

 

 

「なるべく早く集団に入れて

 

普通の子どもに接するほうがよく発達する」

 

 

 

「偏食で死ぬ人はいないから

 

偏食は特に矯正をしなくて良い」

 

 

 

「幼児期から子どもの自主性を

 

重んじることが子どもの発達を

 

より促進する」

 

 

 

これらすべて、

 

私から見たときに誤った見解か、

 

あるいは条件付きのみ正しい見解であって

 

一般的にはとても正しいとはいえない。

 

 

おのおのについて、

 

なぜこれが誤っているのか、

 

と驚かれたとしたら、

 

そして

 

発達障害と診断を受けたお子さんに

 

関わっているとしたら、

 

この本はあなたにとって

 

読む価値の本である。

 

 

 

と書かれています。(^^)

 

 

 

本書で一番印象深かったのは

 

 

保護者の無知や見栄だと考えられますが

 

支援学校等の教育を否定し

 

本人の自信を失わせ

 

症状を悪化させているケースが

 

少なからず存在することでした。

 

 

お子さまのことを考えてのことだと

 

思いますが

 

本人にとって何がベストなのか?

 

より良い選択する重要性を感じました。

 

 

 

2007年出版の本ですので

 

最新の発達障害の情報とは

 

少し異なる部分がありますが

 

基本的なところは

 

詳しく書かれていますので

 

入門書としては最適だと思います。(ー_ー)

 

 

現在、

 

発達障害に対して

 

多くの方が関心を示され

 

色んな本が出版されていますが

 

お薦めの一冊てす。 (^^)

 

 

 

いつも長原整骨院のブログを

 

ご覧いただきまして

 

ありがとうございます。m(_ _)m

 

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