No.401
令和4年4月20日(水)曇りのち晴れ
梅雨明けしてから雨が多いですね。
今朝も4:00ぐらいから7:00過ぎまで
結構、降ってました。
九州などで
線状降水帯が発生して
被害が大きいところもありましたので
まだまだ警戒が必要です。(ー_ー)
今回のブログは
前回に引き続き
人間学を学ぶ月刊誌『致知』最新号
2022年8月号
特集「覚悟を決める」から
東京大学大学院 総合文化研究科教授の
酒井 邦嘉(さかい くによし)さんの記事が
『紙の本が脳を創る」
脳を鍛える習慣を失わないために
と題して掲載されていました。(^^)
酒井さんが専門とする
言語脳科学という
言語を中心に
人間の脳の構造と機能を研究する分野では
紙媒体と電子媒体で
脳に与える影響に
明確な違いが明らかになってきている
と書かれています。
紙の本で読書をする場合、
脳は単に書かれている内容以外にも
手触りや厚さ、装丁、
本文レイアウトや書体などの
五感に訴えてくる様々な要素を
同時に処理するそうです。
一方、
電子書籍では
常に画面の情報が更新されるため
紙の本に比べると情報量は
圧倒的に少ないようです。
スマートフォンやタブレット端末、
インターネットの急速な普及に伴い
特に若年層の読書離れが進み
便利さと引き換えに
脳が退化していくと
警鐘を鳴らしています。(ー_ー)
NTTデータ経営研究所と
日本能率協会マネジメントセンターが
共同で実施し、
2021年3月に発表した調査研究では
「紙の手帳」を使用する効用が
科学的に明らかになったとありました。
18~29歳の48人が
「紙の手帳」
「スマホ」
「タブレット」
を使用する3群に分け
それぞれのメディアで
後にテストがあることを伝えずに
日常のスケジュールを
記録してもらいました。
記録した内容について、
一時間後に思い出す時の
脳の活動を調べると
「スマホ」「タブレット」よりも
「紙の手帳」を使って記録した時が
脳の活動がより活発であることが
証明されました。
現在、
教育現場で
タブレット端末が普及してきました。
コロナ渦で仕方がない部分もありますが
効果が十分に検証されないまま
導入されたところもあると思います。
この記事を読むと
紙の教科書とノートの効用を活かす教育を
家庭でも指導できたらと感じます。
我が家でも
子供のスマホ依存を何とかしないと。
(ー_ー)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(_ _)m