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観音様

No.397

 

令和4年6月20日(月)曇りのち晴れ

 

 

 

今日も暑くなりそうです。

 

大阪では日中、

 

30℃を超える真夏日の予想ですので

 

どうぞご自愛下さい。m(_ _)m

 

 

 

今回のブログは

 

度々、

 

ご紹介させて頂いている

 

日本講演新聞より (^^)

 

 

 

6月13日発行の第2933号の巻頭記事
 
 
『禅の始まりには「ほほえみ」があった』
 
 
と題した
 
 
臨済宗円覚寺派管長の
 
横田南嶺(よこたなんれい)さんの
 
講演録から (^^)
 
 
 
ある和尚さんから聞いた話を
 
ご紹介していました。
 
 
 
お寺の檀家さんのご夫婦で
 
ご主人が治る見込みのない病で
 
退院して来た時のお話です。
 
 
 
 
暗い表情でうつむいている奥様に、
 
和尚さんは
 
「延命十句観音経」
 
というお経を書いて、
 
「このお経を唱えていれば、
 
きっとよいことがあると思いますよ」
 
と渡しました。
 
 
それからご夫婦はいつも
 
そのお経を唱えていたそうです。
 
 
しばらくして、
 
今度はご夫婦二人で
 
お寺にお参りに来られた時は
 
とても晴れ晴れした表情だったそうです。
 
 
しかし
 
それから半年ほど経って
 
ご主人が残念ながら亡くなったという
 
知らせが届きました。
 
 
 
「二人で延命十句観音経を
 
唱えていたけど、
 
奇跡は起きなかったんだな」と、
 
和尚さんは申し訳ない気持ちになりました。
 
 
ところが、
 
暫くして
 
奥様が和尚さんに
 
感謝の言葉を伝えたそうです。
 
 
 
亡くなる数日前のこと
 
ご主人が、
 
「『お寺の和尚さんに教わったお経を
 
唱えていれば、
 
観音様がどこからか現れてきっと
 
私を救ってくれるんだ』と思って
 
一生懸命唱えていたけれど、
 
観音様は現れなかった。
 
でも気が付いた。
 
長い間ずっとそばにいて、
 
私の世話をしてくれたお前が
 
観音様だったんだなぁ」、
 
そう言ってベッドの中で
 
奥様に手を合わせたそうです。
 
 
奥様は、
 
「長年、主人の看病と介護をしてきて、
 
時には
 
『この人のために何でこんな目に
 
遭わなければならないのか』
 
と思う日もありました。
 
けれど、
 
ベッドの中で手を合わせる主人を見て、
 
今までのそういう思いも疲れも
 
全部取れていきました。」
 
そして
 
「私にとっては、主人が観音様でした」
 
と和尚に言われたそうです。
 
 
 
お互いがお互いのことを思いやる。
 
こういう思いやりの心が
 
仏様の心だと
 
横田南嶺さんはおっしゃいます。(^^)
 
 
 
以前に
 
仏様について書いた記事がありますので
 
又、ご覧頂けたら幸いです。m(_ _)m
 
 
 
 
No.7 『アインシュタインと仏さま』

 

 

 

 

禅の教えでは

 

「人間は誰しも生まれながらに

 

仏様の心を持っている。」

 

そうです。

 

 

しかし、

 

「自分さえよければ」

 

という思いで見えなくなっているだけで、

 

相手を慈しみ思いやる仏様の心を、

 

最も簡単に実践できるのが

 

「ほほえみ」

 

だそうです。(^^)

 

 

私が気持ち悪い顔をしていたり

 

不気味な笑みを浮かべていたら

 

 

それはきっと

 

微笑んでいると思って耐えて下さい。(^o^)

 

 

最後に

 

「延命十句観音経」

 

をご紹介して終わります。m(_ _)m

 

 

 

 

延命十句観音経

 

 

観世音

かんぜおん

 

南無仏

なぶつ

 

与仏有因

よぶつういん

 

与仏有縁

よぶつうえん

 

仏法僧縁

ぶっぽうそうえん

 

常楽我浄

じょうらくがじょう

 

朝念観世音

ちょうねんかんぜおん

 

暮念観世音

ぼねんかんぜおん

 

念念従心起

ねんねんじゅうしんき

 

念念不離心

ねんねんふりしん

 

 

 

 

 

いつも長原整骨院のブログを

 

ご覧いただきまして

 

ありがとうございます。m(_ _)m

 

 

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