No.389
令和4年5月16日(月)曇り
前回、
月刊誌『致知』の対談記事の中で
掲載されていた
『ある無名兵士の詩』を
ご紹介しました。m(_ _)m
その中で
田坂広志さんの言葉で
ある詩が頭に浮かんだと
書かせて頂きましたが
今回はその詩をご紹介します。(^^)
坂村真民さんの
『幸せの帽子』という詩です。
有名な詩ですので
知ってる方も多いのでは
ないでしょうか?
詩のご紹介の前に
坂村真民さんの経歴だけ少し (^^)
(致知出版社さんのホームページより)
坂村真民(さかむらしんみん)さん
明治42年熊本県生まれ
昭和6年神宮皇學館(現・皇學館大學)卒業
22歳熊本で小学校教員になる。
25歳で朝鮮に渡ると現地で教員を続け、
2回目の召集中に終戦を迎える。
21年から愛媛県で高校教師を務め、
65歳で退職。
37年、
53歳で月刊個人詩誌『詩国』を創刊し、
平成16年95歳まで通算500号を発行する。
18年
97歳で永眠。
仏教伝道文化賞、
愛媛県功労賞、
熊本県近代文化功労者賞受賞
等々、受賞多数。
一遍の生き方に共感し、
癒やしの詩人、
仏教詩人と呼ばれています。(^^)
”幸せの帽子”
全ての人が幸せを求めている
しかし 幸せというものは
そうやすやすと やってくるものではない
時には 不幸という帽子をかぶってやってくる
だから みんな逃げてしまうが
実はそれが 幸せの正体だったりするのだ
わたしも小さい時から
不幸の帽子を いつも かぶせられたが
今から思えば
それがみんな
ありがたい 幸せの帽子であった
それゆえ神仏のなさることを
決して怨んだりしてはならぬ