No.345
令和3年11月12日(金)雨のち曇り
段々と寒くなって来ました。
今週は雨の日が
多かったように思います。
1週間ぶりの投稿は
本のご紹介です。(^^)
著者は
上甲 晃(じょうこう あきら)さん
昭和16年大阪市生まれ
40年京都大学卒業と同時に
松下電器産業(現・パナソニック)入社
広報、電子レンジ販売などを担当し、
56年松下政経塾に出向
理事・塾頭、
常務理事・副塾長を歴任
平成8年松下電器産業を退職
志ネットワーク社を設立
翌年、
青年塾を創設
本書は
2500名以上の
志のある若者たちを育てた
「青年塾」で
25年にわたる指導を続けてきた中で
大切にしてきた言葉が書かれています。(^^)
以前に
月刊致知に紹介された
上甲さんの記事について
書かせて頂きました。m(_ _)m
No.321 『合い言葉』
重複する個所もありますので
ここでは
以前にご紹介した言葉と違うものを (^^)
「人は思い以上の結果を出せない」
どんな事でも
思わない限り
永遠に実現しない。
先に無理だと思えば実現しない。
小さく思えば努力もしない。
大きく思えば努力も後からついてくる。
「知らないことは
恥ずかしくない
知ろうとしないことが
恥ずかしい」
グローバル化した現在、
情報が氾濫してくると
知らないことが多いのは当然で
それどころか、
知っていることの方がはるかに少ないのは
見方によれば当たり前で
問題は
「知りません」
と言った後が重要。
「非常時も、
三日続けば、平常時」
「今」がどんなに不自由であろうと
どんなに受け入れがたいものであろうと、
「今」以外に確かな現実はあり得ない。
今日にベストを尽くす以外に
生きる道はない。
どんな異常な事態であっても
3日も続けば
「これが当たり前」
と覚悟を決めなければならない。
そして、
あとがきに
松下幸之助さんの
忘れられない一言について
触れています。(^^)
松下政経塾の塾生を選ぶ際、
創設間もない頃は
松下幸之助さん自ら
最終選考に立ち会ったそうです。
ほとんど何も質問せず
ただじっと
受験生の顔を見ているだけのことが
多かったといいます。
そして一言、
「君、合格や。」
一言もやり取りせずに、
いきなり、合格と言われて、仰天した。
しばらくして、
「人間、運と愛嬌が大事や。
君、愛嬌あるから合格」
と言われたのだ。
(中略)
「どんなに
政治学の知識を持っていても、
政治家にはなれない。
知っていることと
できることは別」
そんなやり取りを通じて、
私は、
実社会において必要な力は、
学力ではなく、
人間力であることを
身に染みて叩き込まれた。
愛嬌の無い私には
耳の痛い言葉です。(^^)
本書に書かれている
”70の合い言葉”
全てに共感でき
心に刺さるメッセージばかりです。
とても読みやすいので
是非、ご一読を!
人間、運と愛嬌! (^^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(_ _)m