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研修Part2(職業と倫理)

No.307

 

令和3年5月21日(金)雨

 

 

 

昨日、今日と雨が続いて

 

鬱陶しいですが

 

梅雨だからしょうが無いですかね。

 

 

各地で大雨、洪水等の警報が

 

発令されていますので

 

通勤、通学等

 

お気をつけて下さい。m(_ _)m

 

 

本日、

 

ご予約をされている方におかれましては

 

キャンセル、変更等の

 

ご連絡お待ちしております。

 

ご遠慮なく

 

お知らせ下さい。m(_ _)m

 

 

 

前回、

 

土日で受講した

 

研修の内容に少しだけ触れました。

 

 

今回はその続きで

 

「職業と倫理」について (^^)

 

 

 

広辞苑で「働く」を引くと

 

 

1,動く。

 

2、精神が活動する。

 

3、精出してしごとする。

 

4、他人のために奔走する。

 

5、効果をあらわす。

 

6、(他動詞的に)(悪いことを)する。

 

7、(文法で)語尾などの語形が変化する。

 

 

とあります。

 

 

 

 

産業社会学、労働社会学、職業社会学など

 

労働を通して人間をみる社会学で

 

多くの業績を残した

 

社会学者で東京大学文学部名誉教授の

 

尾高邦雄先生(1908〜1993)は

 

 

職業の三要素として

 

 

1、個性の発揮

 

2、生計の維持

 

3、社会的貢献

 

 

をあげています。

 

 

 

社会的貢献

 

 

人が集団化して、

 

一人で生きていくより集団になることで

 

多くの利益を受けることを選択した段階で、

 

一人の人はその所属する集団のために

 

「自分の力」を

 

「社会貢献」するために使い、

 

みんなからそれを感謝されて、

 

認められて「生計の維持」ができる。

 

これが「職業」、

 

「働く」の意味ではないだろうか。

 

 

 

    『田中萬年「教育」という過ち』

           (批評社・2017年)

 

 

私自身は

 

「働く」とは?

 

 

人の役に立つこと

 

 

と理解しております。m(_ _)m

 

 

 

以前のブログで

 

「仕事」について

 

書いたことがありますので

 

お時間のある時でも

 

読んで頂けたら幸いです。

 

 

 

No.227 『仕事』

 

 

 

前回のブログで

 

学ぶことの重要性を書かせて頂きました。

 

 

 

「学ぶこと」

 

 

「まねること」

 

 

昔からよく言われます。

 

 

 

大和言葉としての

 

「学ぶ」の生成過程を考えると

 

興味深い。

 

 

すなわち、

 

「学ぶ」とは、

 

「まねる」が「まなぶ」となり、

 

中国から来た「学」が当てられ、

 

「学ぶ」となったのである。

 

 

 

大和言葉としての

 

「真似る」とは何だったのか、

 

ということになる。

 

文学が生まれていなければ、

 

今日のような

 

知識学習ではないことになる。

 

それはヒトとしての

 

生命を維持するための労働を

 

まねることであったはずである。

 

 

 

 

 『田中萬年「教育」という過ち』

           (批評社・2017年)

 

 

 

先輩や同僚から、

 

良いことも学ぶし、

 

悪いことも学びます。

 

しかし、

 

学習する責任者は

 

学習者にあります。

 

 

何を学ぶかは、

 

学習者の責任です。

 

即ち、

 

自分自身の責任です。

 

 

 

今回の研修で

 

講師の先生から

 

心に響いた言葉を教えて頂きました。

 

 

 

 

 

『仕事が人をつくる』 

 

小関智弘(岩波新書)より

 

 

 

人は働きながら、その人となっていく。

 

人格を形成すると言っては大げさだけれでも、

 

その人がどんな仕事をして働いてきたか、

 

その人がどんな人であるかを、

 

切り離して考えることはできない。

 

 

 

『人は働きながら、その人となっていく。』

 

 

 

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ご覧いただきまして

 

ありがとうございます。m(_ _)m

 

 

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