No.287
令和3年2月10日(水) 晴れ
少しずつ暖かくなって来ましたが
朝夕はまだまだ寒いですね。
体調を崩されないよう
ご自愛下さい。m(__)m
今回も本のご紹介です。(^^)
ワークマン式「しない経営」
著者は
土屋 哲雄(つちや てつお)さん
株式会社ワークマン専務取締役
1952年生まれ
東京大学経済学部卒業
三井物産入社後、海外留学を経て、
三井物産デジタル社員に就任。
本社経営企画室次長、
エレクトロニクス製品開発部長、
上海広電三井貿易有限公司総経理、
三井情報取締役など
30年以上の商社勤務を経て
2012年、
ワークマン入社、常務取締役
2019年、
専務取締役
経営企画部
開発本部
情報システム部
ロジスティクス部担当
本書は
10期連続で最高益を叩き出している
ワークマン急成長の戦略が
書かれています。(^^)
皆さんはワークマンにどんなイメージを
お持ちでしょうか?
昔は
作業着や軍手
プロの職人が利用する店
というのが一般的なイメージでは
ないでしょうか?(^^)
最近は
マスコミでもよく取り上げられ
アウトドア等に最適と
評価されているようです。(^^)
高品質なのに低価格というのが
認知されてきて
バイクや自転車でのツーリング
釣りやアウトドアに
よく利用されていて
専門店の1/3程度の価格ですので
多くの方が利用するのも納得です。(^^)
私も
ワークマンのレインブーツやバック
レインコート等
レイングッズを
よく利用させて頂いています。(^^)
本書のはじめに
・社員のストレスになることはしない
・ワークマンらしくないことはしない
・価値を生まない無駄なことはしない
と書かれ
「しない会社」が、
どのようにして
ブルーオーシャン市場を発見し、
客層拡大して業績を上げたのか?
どのようにして
自分の頭で考える社員を育てたのか?
を余すところなく書かれています。(^^)
『しない』ことを挙げてみると
残業しない。
仕事の期限を設けない。
ノルマと短期目標を設定しない。(^^)
値引きをしない。
顧客管理をしない。
閉店後にレジを締めない。(^o^)
社内行事はしない。
会議は極力しない。
経営幹部は極力出社しない。( ; ゜Д゜)
本書を読み進めていくと
「しない」
理由がよく理解できますが
なかでも驚いた記載が
「善意型」サプライチェーン
取引している製造元が
ワークマンの個別店舗を含む全ての
納品数を決め、自主的に納品する。
そして
ワークマンがそれを全量買い取る。
他では先ず
考えられないのではないでしょうか?
通常は
販売元が製造元に発注をかけますので
大手と取引しているところは
ペナルティを恐れて在庫を
3~4倍持つところもあるようです。(>_<)
当然、
無駄もありますし
価格に転換されます。
アメリカのウォルマートは
売る瞬間まで製造元持ちとのこと。(>_<)
他にも
面白い記載がたくさんありますので
経営側の人だけでなく
業種に関係なく
働いている全ての人に
参考になることが
たくさん書かれていますので
是非とも読んで欲しい本です。(^^)
ちなみに
”ワークマン”
と
”ワークマンプラス”
扱っている商品は
全く同じだそうです。(^o^)
まだワークマンに
行ったことのない人は
本書の購読はもちろん
実際の店舗に
足を運んでみたらいかかでしょうか?
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m