No.266
令和2年10月19日 (月) 曇り
突然ですが
"小春日和"って
いつ頃の天気かご存知ですか? (^^)
晩秋から初冬の頃の
穏やかで暖かな天気のことです。
「春」という言葉が使われていますが
春の天気ではありません。(^^)
辞書で調べてみると
11月から12月にかけての
よくはれた春のような感じがする
あたたかいひより。
「ーーー のおだやかな日」
『三省堂国語辞典』第7版
初冬のころの、暖かくて穏やかな天気
『明鏡国語辞典』 第2版
ちょうどこれからの時期の中で
"春のような穏やかで暖かな日"
を言います。(^^)
今回のブログは
"こはる日和"
がタイトルの本をご紹介します。(^^)
"心晴日和"
著者は
このブログで度々、
ご紹介させて頂いています
喜多川泰さんです。(^^)
どんなお話かというと、、、
クラスの女子からいじめられ、
孤独を感じている14歳の主人公。
ある日、
病院で出会った不思議な老人に
「自分のかわりに
春を感じるものを見つけて
写真に撮ってきてほしい」
とお願いをされる。
言われるままに外に出てみると、
今まで殺風景だった通学路に
春があふれていることに
気づくのだった。
小さな心がけ一つで
幸、不幸はコントロールできる。
"絶望"が"希望"に変わる奇跡のストーリー!
ネタバレするといけませんので
あとがきから (^^)
学校は特殊な環境です。
同じ年齢の人しかいない集団の中で
十二年もの間、共同生活すると、
当然ですが、人間関係の衝突や、
ぶつかり合いが生まれます。
この作品の前半では、
多くの人がきっと一度は感じたことがある
「疎外感」に悩む主人公の様子を描きました。
これは特別なことじゃない、
むしろすぺての人が
人生のどこかで経験すること。
だから、人の数だけこれまでに
解決法があったということになるでしょう。
でもその渦中にいる人は
「どうして自分だけ・・・・・」
という思いに縛られて動けなくなります。
(中略)
人の人生は、
いろんな悩みや問題と直面しながら、
それを解決することによって、
または、
解決できなくても
経験することによって成長し、
その経験をする前よりも、
もっと素敵な人として
生きることができるようになります。
人は、
勇気を持って決断した数だけ、強くなり、
その分だけ大きく成長できるのです。
(中略)
今の時代、将来が「空白」、
つまり「どうなるかわからない」
と感じる人が増えているようです。
その「空白」を何で埋めるかで
その人の人生は変わります。
ある人は「不安」で埋め、
別の人は「希望」で埋めます。
「不安」で埋めた人は
「安定」を求めて行動するようになります。
今まで以上に安定志向が強くなるわけです。
一方で
「希望」で埋めた人は、
自分の可能性を信じて
「挑戦」しようとします。
結果として、
両者とも同じ結果に終わります。
それは、「失敗」。
つまり、
どちらにしても思った通りの人生には
ならないというわけです。
そして、
どちらの生き方を選択したかによって
人生が大きく変わっていきます。
このとき
「安定」を求めて行動した人たちの多くは、
自分以外のものに責任を転嫁しようとします。
自分は頑張って勉強して
この会社に入ったのに、
会社が悪い、上司が悪い、社会が悪い、
時代が悪い、国が悪い・・・・・・
そう叫ぶ人を見て、
周囲は、その人の生き方が
「自立」ではなく
「依存」だったということに気づきます。
一方で
「挑戦」を選んだ人は、
失敗したときに、
自分の中にしか
責任を求めることができません。
他の誰のせいでもない、
自分のやり方さえよければ
上手くやることができたと考えます。
そこに成長するチャンスが生まれます。
(後略)
喜多川泰さんの本は
全て購読し
どの作品も大好きですが
この
”心晴日和”は
特に子供に読んで欲しい作品の一つです。
2010年の作品ですが
将来、子供に読んで欲しいので
プレゼントしようと考えていました。(^^)
昨年、
喜多川泰さんにサインを頂ける機会があり
長女の名前とお言葉を入れて頂いて
ようやく渡すことができました。(^o^)
”心晴日和”と
”手紙屋 蛍雪篇”です。
喜多川先生、
ありがとうございました。m(__)m
No.236 『何のために勉強するの?』
(手紙屋 蛍雪編)
長女は何度も
繰り返し読んでくれているようです。(^^)
今度はどの本を贈ろうかな? (^o^)
”事実はひとつ、解釈は無限”
まだお読みでない方は
是非ともご一読を!
学生さんに読んで欲しい本です。(^^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m