No.202
令和2年1月10日(金) 晴れ
久しぶりに論語です。(^^)
論語の師・名古屋のSさんから
論語を学んでいますが
ひとつの章句に対して
30以上の論語の解説本から
それぞれの解釈文を並行して
解説していただいています。(^^)
述而第七より
子曰わく、仁遠からんや。
我仁を欲すれば、ここに仁至る。
先師が言われた。
「仁は人が生まれながらに
与えられているもので、
遠くに求めるものではない。
従って仁を実践しようと思えば、
仁は直ちに実現されるであろう」
『仁』
日本漢字能力検定協会の解説によると
①思いやり。いつくしみ。
「仁愛」「仁徳」
②儒教で説く最高の徳
「仁義」「仁者」
③ひと。
「御仁」
④果物のたね。
「杏仁」
私自身のイメージとしては
"他人に対する思いやり"
といった感じですね。( ̄ー ̄)
私が理解しやすかった解説がこれです。
仁は最高の徳だが、
だからといって決して高遠無比、
手の届かないところにあるものではない。
自分が本気でそれを欲求しさえすれば、
仁はたちまちここに現前する。
仁は遠い、
しかしそれだけに
それを欲求する熱意が強ければ、
たちまち現前するのである。
仁は至難でもなければ容易でもない。
それを現前せしめるのは
生体の意志の志の問題だとするのだ。
そして
伊藤仁斎先生の解説です。(^^)
心は薪のようなもの、
仁は火のようなものである。
薪の働きは火にあり、
心の徳は仁にある。
積んでおいて焼かなかったならば、
薪の働きは見ることができない。
もっと徳を積み
仁を欲します。(>_<)
いつも貴重な学びを与えてくださる
名古屋のSさんに
心より感謝いたします。
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m