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間違う力

 

NO. 160

 

令和元年9月25日(水) 晴れ

 

 

 

 

 

ラグビーワールドカップの初戦
ロシアとの闘いに無事勝利しました。
よかった!よかった!(^^)
序盤、ミスもありましたが
4トライをあげての勝利!
まずは幸先の良い一勝になりました。
開催国での初戦ですので
相当なプレッシャーだったと思います。
事実、
スタンドオフの田村選手は
試合前の10日間は寝れなかったと
コメントしていました。
試合ももちろん良かったですが
国家斉唱も良かったですね。 (^^)
前回のブログにも書きましたが
海外出身の選手も
日本代表としての誇りと自覚を持つ為に
普段から
「君が代」の歌詞の意味を理解し
みんなで歌うことを練習メニューにしています。
個人・団体競技を問わず
あれだけしっかりと「君が代」を歌うのは
ラグビー日本代表が一番だと思います。
次のアイルランド戦も注目ですね。(^^)
今回はラグビーと全く関係ない
今までとちょっと感じが違う本のご紹介です。(^^)

 

 

 

 

”間違う力”

 

 

著者は

 

高野秀行(たかのひでゆき)さん

 

 

 

1966年、東京都八王子市生まれ

 

ノンフィクション作家

 


早稲田大学探検部在籍時に書いた

 

『幻獣ムベンベを追え』をきっかけに文筆活動を開始。



「誰も行かないところへ行き、

 

誰もやらないことをやり、

 

それを面白おかしく書く」

 

 

がモットー。

 

アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとした

 

ノンフィクションや旅行記のほか、

 

東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

 

 

1992-93年にはタイ国立チェンマイ大学日本語科で、

 

2008-09年には上智大学外国語学部で、

 

それぞれ講師を務める。



主な著書に

 

 

『アヘン王国潜入記』

 

『巨流アマゾンを遡れ』

 

『ミャンマーの柳生一族』

 

『異国トーキョー漂流記』

 

『アジア新聞屋台村』

 

『腰痛探検家』

 

『西南シルクロードは密林に消える』

 

『怪獣記』

 

『イスラム飲酒紀行』

 

『未来国家ブータン』など。

作品のタイトルを見ると

 

 

(*_*)

 

( ̄ー ̄)

 

(°Д°)

 

という感じですが

 

 

『ワセダ三畳青春記』

 

第一回酒飲み書店員大賞を受賞。

 

 

『謎の独立国家ソマリランド』

 

第35回講談社ノンフィクション賞、

 

14年同作で

 

第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を

 

受賞しています。(^^)

 

 

 

今回ご紹介する

 

 

「間違う力」

 

 

間違い転じて福となしてきた、

 

破天荒なノンフィクション作家の人生訓です。(^^)

 

 

 

ここ10年くらい、

 

 

「悩む力」姜尚中 著

 

「断る力」勝間和代 著

 

「多動力」堀江貴文 著

 


等々、

 

 

「~力」という

 

生き方本が実に多く

 

 

それになぞらえれば、

 

私の持つ力は

 

 

「間違う力」

 

 

となるとおっしゃしいます。 (^^)

 

 

 

著者の高野さん曰く

 

 

 

「間違う力」

 

なんだかいい感じだ。

 

心ときめく響きがある。

 

意味がよくわからないところが特にいい。

 

ほかの生き方本には絶対にないタイトルだ!

 

 

 

人生は脇道にそれてこそ。

 

その人生を振り返りつつ、

 

人生訓を10ヶ条にまとめています。(^^)

 



第1条 他人のやらないことは無意味でもやる

 

第2条 長期スパンで物事を考えない

 

第3条 合理的に奇跡を狙う

 

第4条 他人の非常識な言い分を聞く

 

第5条 身近にあるものを無理やりでも利用する

 

第6条 怪しい人にはついていく

 

第7条 過ぎたるは及ばざるよりずっといい

 

第8条 楽をするためには努力を惜しまない

 

第9条 奇襲に頼る

 

第10条 一流より二流をめざす

 

 

 

第10条の一流より二流をめざす

 

より少しだけ (^^)

 

 

 

約十年ほど前、

 

英語学習雑誌の編集者にこんな話を聞いた。

 

 

「うちの読者はみなさん、すごくまじめなんです。

 

アメリカやイギリスを旅行したい、

 

留学したいと思って一生懸命、英語を勉強するんですが、

 

どれだけやっても

 

『まだ英語力が足りない』

 

と思ってしまい、

 

いつまでたっても現地に行けない。

 

そういう人がすごく多いんです」

 

 

もはや何のために英語を勉強しているのかわからず、

 

本末転倒も甚だしいが、

 

 

 

(中略)

 

 

 

このタイプは、

 

理想やプライドが高い。

 

何かやるからには極めなければいけないと思っている。

 

二流を認めず一流をめざす癖がある。

 

そして、

 

その理想の高さゆえに、

 

なかなか第一歩が踏み出せない。

 

 

 

(中略)

 

 

 

ほかの章の繰り返しになるが、

 

どの世界もやったもん勝ちである。

 

いくらもう練習を積んでも

 

絶対に試合に出ない野球選手に価値はない。

 

 

一流の素材より、

 

二流のプロのほうがずっとマシである。

 

 

最初から一流でなく二流をめざすべきとはそういう意味で、

 

自分に言い聞かせているのである。

 

 

 

何かを感じさせる不思議な本です。

 

 

ちょっと変わった自己啓発書という感じですね。(^^)

 

 

 

やらない”一流”より やる”二流”!

 

やらない”善”より やる”偽善”!

 

千里の道も一歩から!

 

 

まずは行動あるのみ! (>_<)

 

 

 

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