No. 132
令和元年6月25日(火) 晴れ
今回は
森信三先生の
「哲学敍説」について
前回、
少しだけ触れた
「恩の形而上学」
ほど難解な言葉が多くはありませんが
それでもやっぱり
私にはハードルが高いです。(>_<)
学問の師・S先生の解説を
かなり端折って
少しだけ書かせていただきます。 m(__)m
「哲学の概念」
「自覚の体系的展開としての哲学」
「自覚の意義」
「実在の認識」
「結語」
を解説していただきました。
哲学とは
体験から得られた基本的な考え方で
根本的には自ら
一個の体系を
立てなければならないそうです。
例えば
ソクラテスやプラトン、
カントやヘーゲルのような哲学者が
構築したシステムのようなもので
それぞれが
パズルの1ピースと言えます。
全体を完成するには
三大聖人と呼ばれている人の
書物(経典)を
全て読むと言いそうで
①お釈迦様(仏教)
②キリスト(聖書)
③孔子(儒教)
ちなみに
三大聖人が
直接残した書物(経典)はありません。
後年、
弟子達等が書き纏めたものです。
三大聖人の書物(経典)を
全て読むのが難しい場合は
①中江藤樹
②石田梅岩
③二宮尊徳
④吉田松陰
⑤森信三
⑥松下幸之助
⑦安岡正篤
の7人の中の
1人で良いので
深く学び
研究していくことが良いそうです。
一人の人物を深く研究し
①宇宙観
②人間観
③歴史観
④国家観
⑤人生観
⑥死生観
に答えを求めていくのが
哲学だそうです。 ( ̄ー ̄)
本書の
「哲学敍説」
が読めないのは
「自分の中に一つの哲学がないからだ!」
とおっしゃいます。 (>_<)
内容をだいぶ端折って (^^)
自覚とは
文字通り
自己が自己を知る
に尽きるが
それは
他人との比較ではなく
極端に表現すると
「宇宙とどうつながっているか?」
ということで
「結語」
として
真の自覚とは国家を介して考えた時に
自分の分
(自分は国家に対して何に貢献できるのか)
を自覚すること結論づけられました。
この結論を聞くと
アメリカのJ・Fケネディ大統領の
就任演説が頭に浮かびました。
「国があなたに何をしてくれるのかを問うのではなく、
あなたが国に何をできるのかを問うてほしい」
上杉鷹山の
「伝国の辞」が
モデルと言われてますね。(^^)
「哲学敍説」
についてはこれぐらいで m(__)m
もっとわかりやすく書けるよう
精進します。(*_*)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m