No. 126
令和元年6月17日(月) 晴れ
少し前に
論語の師・名古屋のSさんから
伊達正宗の
「五常訓」
を教えていただきました。(^^)
儒教では
人が守るべき五つの項目として
五徳があります。
簡単に解説すると
仁 (思いやりや優しさ、人を慈しむ心)
義 (自分の利益にとらわれず正しい行いをして筋を通す事)
礼 (礼儀作法や相手に対する敬意)
智 (知識や経験で積み、正しい判断を下すこと。洞察力)
信 (人を信頼し、誠実である事)
といった感じになり
これらを意識することが
重要ということになります。
以前のブログで(No. 78)
五倫についても書かせていただきました。
合わせて読んでいただけたら幸いです。
(まだリンクの仕方をわかっていませんのでご了承下さい。)
m(__)m
伊達正宗が
自身の経験を踏まえて
五徳は大事でも、
全てが行き過ぎてしまうと害になる
という独自の視点から
「五常訓」
として次のように表しています。
仁に過ぎれば 弱くなる
(人を大切にし過ぎれば、相手のためにならない。)
義に過ぎれば 固くなる
(正義わ振りかざすと、融通がきかなくなる。)
礼に過ぎれば へつらいとなる
(礼儀正しさも過ぎれば、相手に対する嫌味になる。)
智に過ぎれば 嘘をつく
(頭が良すぎると 平気で嘘をつくようになる。)
信に過ぎれば 損をする
(他人を信じ過ぎると 損をする。)
五徳は常に意識しないといけませんが
それも時と場合による
という事も同時に覚えておかなくては
いけませんね。(^^)
仁の心を持って
相手のことを思いやっていては
戦(いくさ)にはなりません。 (>_<)
そして五常訓には続きがありますが
続きは次回に! ( ̄ー ̄)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m