No. 115
令和元年5月31日(金) 曇り
今週、
アメリカのトランプ大統領が
来日したニュースが
多く取り上げられてましたね。(^^)
ゴルフに相撲、
炉端焼き屋さん等々
報道も多かったですが
嵐のように去って行きました。(^^)
この連日の報道で
少し前に読んだ
「致知」の記事を
思い出しました。(^^)
「致知」 2019年5月号
「禅語に学ぶ」
より
臨済宗円覚寺派管長
横田南嶺さん
新幹線の中で本を読んでいて、
興味深い一文をメモに書き留めたそうです。 (^^)
「アメリカ合衆国から
自分第一(ファースト)という
個人主義が輸入されて
恐ろしい勢いで跋扈しはじめた。
この思想の勢いは
防止することはできない。
ナニモ個人主義
カニモ個人主義と
いちいち自己を中心にして割り出す。
これが高じてくると
危険思想にもなるのです」
この文章は
実は
百年前に刊行された本にある
文章だそうです。(^^)
著者は
当時の円覚寺管長
釈宗演老師で
大正八年(1919年)に
出版された本の文章です。
横田南嶺さんは
「百年前も今も、
進歩しているように見えて、
あまり変わらない部分もあるのだろう。」
とおっしゃいます。(^^)
仏教では、
「無我」の教えを説きます。
「諸法無我」とも言い、
「諸行無常」と共に
仏教の最も基本的な教えだそうです。
「諸行無常」は、
すべてのものはうつろいてゆくのであって
一時もおなじ状態であることはない
と言います。
比較的理解しやすいかもわかりませんが
頭で理解しているようでも、
実体験として
納得することは容易ではありません。 (>_<)
「無我」は、
もっと難しく
「無我夢中」
というのとは意味が異なります。 (>_<)
「諸法無我」を
仏教の平易な言葉で訳すと
「この世にあるものひとりあらず」
になるらしいです。 ( ̄ー ̄)
この世に生きているのは、
決して自分一人で存在しているのではなく、
両親や周りの人々
食べ物、太陽の光、
空気や水があるおかげです。 (⌒‐⌒)
釈宗演老師は
「自分第一(ファースト)」
という思想に対して
『感恩の精神』
(おかげさまと恩に感ずること)
が大事だと説かれています。
「おかげさま」 は
平易な言葉であるが、
奥が深い。
私の命を支えて下さっている
「かげ」 に
「お」 と
「さま」 を
付けて
最高の敬意を表している。
また言葉の響きもよろしく、
「おかげさま」
というだけで、
お互いに
穏やかな気持ちになれる。
とあります。 (^^)
おかげさまで
今月も無事ブログが書けました。 (^○^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m