No. 110
令和元年5月24日(金) 晴れ
前回、前々日と
喜多川泰さんの
「One World」
をご紹介しました。
その中で
私自身が
「募金」や「掃除活動」のような
”ボランティア活動”
や
”慈善活動”
に少し抵抗感があり
「One World」を読んで
考え方が変化したと
お伝えしました。
今回も考え方を変えてくれた本です。(^^)
繁栄の法則
戸が笑う
著者は
北川 八郎 (きたがわ はちろう)さん
以下、
北川八郎さんの公式サイトより
1944年福岡県生まれ。
防衛大学中退後、
サラリーマンとなるが
「いのちの輝きのない都会生活」に
疑問を感じ人生の答えを求めて退社。
インド放浪の後、
1985年に信州から九州阿蘇外輪山の小国郷に移住。
41歳で41日間の断食、
43歳で46日間の断食に導かれ、
「人としての小さな光明を得た」。
宗教とは関係なく
今世、
人を許し、
怒りを少くし、
罪少く生きる事、
いつも人の善の為に祈る事を
命題として与えられた。
平凡な一人として
平和感と安らぎの内に
自然の中で暮らして行くために
歴史が息づく南小国町で
「満願寺窯」を開き、
自然灰釉の器を創作する一方
自作農業に勤しみ
「七陶三農」の生活を送る。
人々に
「祈りを伝える者」
として生きることが
残りの仕事と感じている。
「繁栄の法則」 戸が笑う
阿蘇山中に暮らす陶芸家の
「人生繁栄への指南書」
といった感じです。
帯には
繁栄したかったら良きものを与えつづけるのがいい
とあります。(^^)
この本の中に
十パーセントを与える商い
少し損をして生きるといい
というのがあります。(^^)
インドで聖者と呼ばれる人に
「仕事や商売の上で一番大切なことはなんですか?」
と尋ねたら一言、
「与えること」
と言われた
とあります。
キリストは
このことを別の言葉で、
「十パーセントを人に与えなさい」
と解りやすく説いています。
「与えること」が
商売の根本であり、
それができる人が
繁栄するのであって
奪うことや
儲けることではなく、
ましてや
自分の野望を果たすためのものではない
とおっしゃっいます。 ( ̄ー ̄)
そうは言っても
「与えること」は
中々できないので
「与える」
ということを
逆の視点から
『少し損をして』
毎日生きてみたらと
提案されています。 (^^)
『少し損をする生き方』を
わかりやすく解説されているのが
このブログでも
度々ご紹介している
「営業の魔法」の著者
中村信仁さんです。
著作や講演の中で
わかりやすく解説しています。
多くの人は
「少しでも得したい」
「少しでも儲けたい」
と思うものです。
もし、
「募金」や「掃除」等々の
”慈善活動”
”善い”ことをするのに
抵抗があるなら
自分が少しだけ
”損”
をして
自分以外の人が
”得”
することになれば良い
とおっしゃいます。 (^^)
例えば
病院やスーパーの駐車場に
車を停めようとする時、
入口近くは
お年寄りや身体の不自由な方、
妊娠されている方や
小さなお子さま連れの方のために
空けておいて
自分は
入り口から少し離れたところに駐車する。
スーパーで牛乳を買う時は
一番前のもの
つまり
賞味期限の短いものから買う。
奥の賞味期限の長いものから買う人が多いと
結果、
短い賞味期限のものは売れ残り
廃棄処分にしないといけなくなる。
2~3日ぐらい賞味期限が短くても
期限内に消費すればなんの問題もない。
実際、
家の冷蔵庫なら
賞味期限の短いものから飲むでしょ!(^o^)
というお話をされます。
このお話を聞くまで
いつも奥のものを手にしてました。(反省)
m(__)m
その他に
中村信仁さんは
「やらない善より やる偽善!」
もよくおっしゃいます。(^^)
たとえ偽善と言われようとも
善いことはやらないより
やった方がいい
人の目などは気にせず
そこにゴミが落ちていたなら拾うべきで
善行を恥ずかしがってはいけない。
正しい心の人が善いことをするのではなく
善いことをしているうちに
正しい心が育まれる。
他にも
紹介したいところはありますが
今回はこのぐらいで (^^)
「繁栄の法則」 その2
も続編でありますが
別の機会にご紹介できたらと
思っております。 (^^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m