No. 107
令和元年5月21日(火) 晴れ
前回、
鍵山秀三郎さんの
「凡事徹底」
をご紹介しました。 (^^)
平凡を非凡に努める。
微差の積み重ねが
成果に繋がる。
等々
その他に
鍵山さんの言葉に
誰の仕事でもない仕事をしよう
というのがあります。
以前にご紹介した
「すぐに結果を求めない生き方」
にも書かれています。 (^^)
誰の仕事でもない仕事をしよう
という言葉で
以前に
学問の師・S先生から聞いた話を
思い出しました。
今回はこの話を少し (^^)
よく会社の新人研修の時に
人事部の担当者から
「新人は、職場に風穴を開けるために
新しい事などを積極的に発言しなさい!」
みたいなこと言われることがあるが
それを真に受けた新人が
本当に職場に行って
新しいことを言うと
「新人に何がわかるんだ!」
と言われて
先輩社員に嫌われるだけだと
おっしゃっいます。 (T_T)
何の経験も成果もない
新人の発言に説得力もないし
新人の考えることは
5~10年も現場を知って
働いている先輩社員の
知識や経験に比べると
たかが知れているということです。 (>_<)
何の知識も経験もない者が
できることは
誰の仕事でもない仕事
つまり
”雑用”
だとおっしゃっいます。
その例として
S先生の新人の時のお話をされました。
勤務時間は 8:25~17:00で
配属された部署はフレックスタイム制度
10:00に出勤すればよかったですが
7:30には出勤していたそうです。
そして何をしていたかというと
ゴミ箱のゴミが溜まっていたら、
ゴミを捨て
新しいゴミ袋にしておく。
窓やみんなの机の上を拭く。
コーヒーを飲むためのポットに
お湯を入れておく、等々
誰でもできる
”雑用”
を黙ってやり続けたそうです。
すると3ヶ月ぐらい経つと
ある日、
気付く先輩社員がでてきたそうです。
そしてその先輩が他の先輩に言う訳です。
「みんな気付いていた?」
「みんなの為にいろいろやってくれてたんだよ!」と。
そうすると
何か発言しても
「あいつの言うことも一理あるな」
みたいな空気になり
明らかに受け入れてもらいやすい状況に変化し
仕事がやりやすくなったとおっしゃっいます。 (^^)
S先生曰く
それが
「信用」
が溜まった状態で
次に
「信用」
から
「信頼」
にかえないといけないと
おっしゃいます。
それには
「凡事徹底」で
相手に感動を与えられるレベルに
ならないとダメで
それが
「信用」
から
「信頼」
にかえるコツだとおっしゃいます。
少なくても
100日は続ける必要が
あるとのことです。 ( ̄ー ̄)
会社に限らず
どんな世界でも
最初にできる仕事は限られます。
特に料理人や大工などの
職人と呼ばれる職業の人
一流の技を盗むと表現される人は
よく理解できるのではないでしょうか?
誰の仕事でもない仕事
誰にでもできる仕事
を
手を抜かず
誰にも負けないくらい
やり続けることが
次の段階に進む方法だと
再認識しました。 (^o^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m