No. 74
平成31年3月27(水) 晴れ
今回は久し振り論語 (^^)
「雍也第六」 編 より
名古屋のSさんから論語を学んでいますが
ひとつの章句に対して
30以上の論語の解説本から
それぞれの解釈文を並行して
解説していただいています。(^^)
今回は
「雍也第六」 編
二十、
子曰、知之者不如好之者。好之者不如楽之者。
子曰わく、之を知る者は、之を好む者に如かず。
之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。
先師が言われた。
「知る者は、好んでやるものには及ばない。
好んでやるものは、楽しんでやる者には及ばない」
論語の中でも有名な章句で
知っている人も多いのではないでしょうか?(^^)
好きな章句のひとつですが
「好む」
と
「楽しむ」
の違いが
いまひとつ
よくわかっていませんでした。(^^)
今回、
解説していただいた
次の文章が腑に落ちました。
「知る」とは、
そのものあるいはその事柄の存在を知ることであり、
この段階では、対象は全然自己の外にある。
「好む」とは、
対象に対して特別な感情をいだくことである。
対象はまだ自己と一体でない。
「楽しむ」とは、
対象が自己と一体となり、自己と完全に融合することである。
なるほど、納得です。(*_*)
また、こんな文章も
「知」は容体の認識、
「好」は容体への傾斜つまり関心、
そして「楽」は容体の中に入ってあるいは
それと一体化して安住することであろう。
最初の二つの段階を得て、
第三段階の安らぎの理想境に達するとするのである。
( ̄ー ̄)
論語の「知好楽」に
興味を持ったのは
この本を読んだのがきっかけです。(^^)
「大学」を味読する
己を修め 人を治める道
著者は伊興田覚さん
古典「大学」の解説本ですが
本当にわかりやすく書かれていますので
オススメです。(^^)
また、別の機会にご紹介できたらと
思っております。
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ありがとうございます。m(__)m