No. 61
平成31年3月7日(木) 曇り
「読書のすすめ」
という本屋さんをご存知ですか?
本好きには有名な本屋さんです。(^^)
店長は
清水克衛( しみず かつよし)さん
1961年、東京生まれ
大学在学中、
司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み、
突如として商人を志す。
大学卒業後、
大手コンビニエンスストアの店長を10年間つとめた後、
「本をすすめる本屋をやろう」と一大決心し、
周りの猛反対を押し切り1994年に会社設立。
95年には
書店「読書のすすめ」を
東京都江戸川区・篠崎にて開業する。
立地の悪さをがんばるバネにし、
汗と知恵を出し切って商いを続けた結果、
全国からお客さまが押し寄せる大繁盛書店となる。
「読書のすすめ」の売れ筋情報や、
本のソムリエとして出演したテレビ番組などから
ベストセラー本が生まれる現象が続出し、
注目を浴びています。
2003年にはNPO法人読書普及協会を設立。
本との出合い、
人との出会い、
出来事との出合い
を提供しながら
「良質なご縁から生まれる“成幸の法則"」
についての講演活動を続けています。
著書も
『「ブッダを読む人」は、なぜ繁盛してしまうのか。』
『商売はノウハウよりも「人情力」』
『5%の人』
『他助論』等、多数あります。
「読書のすすめ」の面白いところは
・新刊を置かない(どんな本もその人にとっての新刊になりうる)
・ベストセラーも置かない
・いいと思った本を置く
というスタンスの本屋さんです。(^^)
「自分がいいと思ったものを売る」
他の商売なら特別なことではありません。
ただ、
本屋さんでこういうスタンスのところは珍しいのではないでしょうか。
良いと思ったものよりも、
売れるものを置きがちです。
「読書のすすめ」はそうではなく、
店長の清水さんが
良いと思ったものしか置いていません。
都心からちょっと離れ、
駅からもちょっと歩いた場所にありながら、
足を運ぶ人が多いのはそういう理由からです。(^^)
本屋をやるという時点で、
かなり特殊ではあり、
立地も含めて周囲には反対されたそうです。(^^)
少数派は、必ず多数派に反対されます。
少数派を選ぶことで目立てば、
それが強みになる可能性も高いです。
「読書のすすめ」は
ある意味、目立っています。(^o^)
多数派に属するには、
今の延長上でいればいいですし、
何も意識しなければ多数派になります。
少数派に属するには、
「選ぶ」ことが大事だと思います。( ̄ー ̄)
アマゾンやKindleが普及する現在、
個人経営の書店は売り上げが下がり
経営困難になっていく店が多い中
「読書のすすめ」は、
立地が特別に良いわけでもないのに
良いと思った本を置き、
それを買ってもらえるなんて、
本当にすごいことだと思います。(^^)
このブログをご覧になっていただいている人も
かなりの少数派だと思いますが・・・(^^)
「本のソムリエ」と
呼ばれている清水さん曰く
「発売した時に出会えなかった本が結構あって
その中でも、本当にに読んで感動するとか、
そういう本を探してきて
お客さんに渡してあげたい。」
とのこと。
また、
「本を読むときに
『どんな本ですか?』
なんて聞いちゃいけないよ。
今の人は損得勘定で物事を考えがちだけど、
そんなことしてちゃダメだよ。
成功している人は、
この本お薦めだとよ!
と言うと
「じゃあ、読んでみます」って言う。
『どんな本ですか?』って聞く前に
まず読んでみる。
そうすると素敵な本との出合いがあるかもしれないじゃん!
失敗してもいいじゃん!
失敗したっていう経験になるんだから!」
とおっしゃいます。
本を読みたくなりますね!(^o^)
いつも長原整骨院のブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m